映画のほうを観てきました。
なんというか・・・
源氏物語を一通り読んだことがあり、
この映画の原作小説も読んだ私でさえも
ついていくのが大変でした・・・
生田斗真さんが好きだから、という理由だけで観に行ったら、おそらくまったく楽しめないのでは・・・
私は平安時代が大好きなので、衣装や背景の家具なんかを見ているだけで楽しかったです。
でもな~
時代考証や設定もどうかと。
葵上が出産するときに、光源氏が葵上を抱きかかえるシーンがあるのですが、穢れだから触ったらまずいんでないの?
とか、
映画では夕霧(葵上の子)が生まれてから藤壺と関係を持つ、という流れだったけど、あれ?冷泉帝(藤壺の子)のほうが夕霧より年上だったよな?
とか、
六条の御息所が「縁者を頼って伊勢に行く」と言うのですが、いやいや娘の斎宮に付き添って行くんでしょ!?
とか、
藤壺が尼になるのは桐壺帝の法要の時だったはずなのに、さみしいお寺でやってるな~
とか、もう、言い出したらきりがナイ・・・
衣装はすごかったですけどね~
「お母さん、洗濯機まわしてくるから!」
と言いたかったのに、間違って
「お母さん、お風呂まわしてくるから!」
と私が言うと、マコトが
「お風呂まわすんやって~。なんでやねん!」
と鋭いツッコミ・・・
そういうマコトも
「グランド」を「ブランド」
「消防士」を「消防車」
とか言っています。
ちなみに、最近保育所に消防士さんと消防車が来てくれたのにいたく感激したようで、「マコト、大きくなったら消防車になるねん!」と申しております・・・
その夢はちょっとムズカシイかな~(笑)
戴冠ミサを歌う演奏会が終了しました。
前日練習を所用で欠席したので
不安がいっぱいでしたが、なんとか・・・
来場してくれた知り合いから
「歌いながら泣いているOBさんもいたよ」
という話を聞いてビックリ!
私は、感極まるというよりも、楽しくて嬉しくてニコニコしまくりでした。
直前にステージにのれなくなった方もいらっしゃいました。
当日、自分の体調が万全だったこと。
当日、家族も元気だったこと。
練習で家を空けるのを、夫が快く許してくれたこと。
(子どもらは不満げでしたが・・・)
たくさんのお客様にご来場いただいたこと。
このステージを現役生が企画してくれたこと。
挙げたらきりがないですが、すべてがうまく運んだからこそ
自分は7年ぶりに合唱のステージに立っているのだなぁ、
と思いながら歌っていました。
2000人以上収容の、あの大ホールに
1800人以上のお客様をお迎えできたことは
この上ない喜びでした。
戴冠ミサとハレルヤコーラスと琵琶湖周航の歌を
オーケストラ伴奏で歌えたことも。
演奏会後のレセプションでは、またまたなつかしい顔がいっぱいでした。
ホント、一瞬で15年くらい昔にとんでしまえますね。
でも家族にさびしい思いをさせたので、むこう10年くらいは歌わんとこ、と心に決めました(笑)