佐藤多佳子著、全3巻。
本屋大賞を獲ったりして、ベストセラーになっている本です。
勤務先の図書館に入れてはいたのですが、ずっと子どもたちのリクエストが続いていたので読めませんでした。
やっとリクエストが途切れたので、「3巻か~。長いな~」と思いながら読み始めると、オモシロイ!!
一気に読み終わってしまいました。
私は連より新二がいいなあ。
桃内も結構好き。
…思考がネオロマンス化している…?(笑)
いやいや、新二と谷口さんの初々しさがまぶしかったです。
こんなところで終わらんといて~と思う反面、インハイの結果まで書く(決める)のはたぶん無理なんだろうなとも思いました。
いやー青春っていいね!部活っていいね!!
新二の真剣さの1/10でも合唱部時代の自分にあったら、うまくなれたんだろうなぁ。
陸上男子100mって、世界レベルの大会で10秒切るか切らないか、日本記録はまだ10秒の壁を破れてないですよね?
だから、日本の高校生レベルだと、11秒が分かれ目?くらいのイメージだったんですが、10秒台が当たり前のように出せなきゃインハイには出れないのですねぇ。
この本、かなり綿密な取材に基づいてるんで、たぶんそのへんはリアルな数値かと。
すごいなあ。
50mに10秒かかるような鈍足の私には、宇宙よりも遠い世界です。
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