学校図書館には「戦争と平和」を考えるコーナーが
あることが多いんじゃないでしょうか。
ここの本は、古くても捨てづらいなぁ。
でも、あまりに古い本だけが並んでいても
誰も近寄らないので、ちゃんと整理しよう!と
思い立ちました。
問題はどういう本をここに集めるか。
例えば、『かわいそうなぞう』とか『アンネの日記』とか
絵本や文学で戦争を題材にしているものは
普通の場所に散らばっているとわかりにくいのでここに。
問題は2類(歴史)や3類(社会科学)に分類されている本。
これらは各分類に戻そうかな~と考えています。
なにせ古い本が多いので、司書がいなかった時代の本も多く、
分類番号がそもそも間違っていたり・・・
なんで『私がちいさかったときに』に「148」がついているんだー。
「148」て、占いじゃんかよー。
(正しくは916のルポルタージュです、たぶん)
書庫もちょっと整理したので、オソロシク古い本は
書庫に移そう!と決意。
今までと違って、場所を変える時には
システム上も変えないと困るんだよね・・・
実は1年後には校舎の建て替えで図書館を引っ越しさせるので
もっともっと整理しておかねば!なのです。
とりあえず、職場の図書館に入った新システムに
振り回されている毎日です(泣)
でもたぶんこれでも、全校の中で最も使いこなせているほうに
入るのでしょう。
この4月に異動があった方は大変そうです。
新任の方もたくさんいらっしゃるし。
とりあえず、先へ先へと進んで、問題点を洗い出し、
コールセンターや管轄の課に確認を取り、
全体に返していっています。
使いこなせれば、かなり高度(というかもう、公共図書館並み)な
システムなので、楽しそうです。
システム入れたら司書は要らなくなるよね、と言われることを
ひそかに危惧していましたが
こんな高度なシステム、司書がおらんかったら動かせへんわ。(笑)
ついに職場の図書館に管理システムが入りました!!
最初にしなければならないのは、蔵書点検。
すべての本のバーコードをハンディ端末で読み取り、
そのデータをコンピュータに流し込みます。
それが終わると、バーコードが読まれていない図書の一覧を打ち出し、
「あっ、あの棚まるまる忘れてた(;^_^A」
とかそういうのを潰していって、最終的にない本を不明図書と決定し、
開館に備えます。
うちの蔵書は1万4千冊ほどあるのですが、
1万2千冊は通しました。あと2千!
これが済んだら、利用者登録です。
生徒の名前など個人情報は持ち出せないので、取り扱い注意です。
蔵書点検をしていたら、
全然違う本棚の本のうしろに
性教育関連の本が隠されていた。
最近「野球部あるある」とか「吹奏楽部あるある」
「学校あるある」といった本が多数出ているので
のっかってみました。。。
これ、前の学校でもその前の学校でもあったなぁ。