こんがり日に焼けた5年生が
「土日、海に行ってきてん」
「へーっ、もう? どこの海?」
「京都」
「ああ、由良とか?」
「えーとね、テンバシリツ」
……テンバ市立??
「わかった! それ天橋立やろ…」
ヘキサゴンのアナウンスクイズの解答者になった気分でした。
職場で音楽劇の観賞がありました。
音大の卒業生さんたちによる「白雪姫」です。
なかなか楽しめました。
1・2年生ってかわいい。
だって、白雪姫が毒入りリンゴを食べようとするシーンで
「食べちゃダメ!」
「毒が入ってるよ!」
と必死で止めるんだもん。
両手で大きくバツ印を作ったりして。
台詞をかき消すほどの騒ぎでした。
一方で4年生は、白雪姫が倒れたあと、
「王子様が来てキスするはずや! ホンマにするんかな?」
「見たい見たい!」
…たった2年かそこらで、君たちは純粋さをどこに置いてきたんだね!?
1年生も図書館に来るようになって、2週間が経ちました。
毎年思うことですが、彼らは宇宙人デス。
本日の会話
「先生、クレヨンのえほんが見つからないの」
「(たぶん『くれよんのくろくん』だな。あれ人気だし)誰かほかの人が借りてるんじゃないかなぁ」
「ふーん…」
5分後。
「先生、クレヨンのえほんがどうしても見つからないの」
「だからね、誰かが借りておうちに持って帰ってるんじゃないかなぁ」
「……」
結局納得してもらえませんでした。orz
電算化されてないので、貸出中かすぐには調べられないのです。
2年生の女の子が
「看護士さんのおはなしある? お母さんが読みなさいって言うの」
と言うので、(職業の本? ノンフィクション? 物語? 見当がつかないよ~(;^_^A)と思いながら
「どんな本かな? 名前わかる?」
と聞いたのですが、あいまいな答えばかり返ってきます。
本人も私もさんざん苦労した結果、
「あのね、全部は思い出せないけど、最後はゲールやったと思う」
と重要なヒント(違っ)が。
正解はナイチンゲールの伝記だったのでした。
ちゃんとわかって本当によかったです。