ADMIN │ENTRY

♪書物片手に育児中♪

　タイトルの意味は「育児書を参考にした子育て」ではなく、「子どもの相手をしながらまったり読書」てことです。「まったり読書の合間に育児」にならないよう鋭意努力中……。　　現在のハマリもの→彩雲国・のだめ・フルメタ・マリみて・ＦＦ　　　since2006/08/07

≪ 2024.04│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 ≫

Entry Navigation

＃おしごと

(04/26)[PR]
(06/25)もっとおおきなたいほうを
(06/24)棚田を歩けば
(05/23)ひらがなだいぼうけん
(04/29)だじゃれ日本一周
(04/28)１つぶのおこめ

*7*8*9*10*11*12*13*14*15*16*17*

[PR]

2024.04.26

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

author:せんたば [at 05:36:06] EDIT

│ │

『もっとおおきなたいほうを』
二見正直／作　福音館書店　２００９年

学年から高学年まで、幅広く楽しめる絵本です。
雑誌「こどものとも」で出た時から気にいっていたのですが、
なかなか傑作集としてハードカバー化されなくて。。。
やっと出たので嬉しいです。

たいほうが、だんだん大きくなっていくので、
ページをめくるたびに子どもたちから歓声が上がります。
オチの深さは、子どもには難しいかもしれないけれど
少しでも伝わればいいな、と思いながら読んでいます。

author:せんたば [at 17:44:22] EDIT

＃おしごと

│コメント:0 │トラックバック:

棚田を歩けば

2010.06.24

棚田の美しい、自然科学の本。
５年生の社会にお米作りが出てくるので、
５年生に読み聞かせしました。
こういう自然科学の本は、実際に声に出して読み聞かせると
所要時間が長すぎるのが玉にキズなのですが、
この本は大丈夫な長さなので重宝します。

最後のほうに他の国の棚田も紹介されているのですが、
アジア各国はともかく、マダガスカルにも棚田があることは驚きでした。
なんでも、東南アジアからマダガスカルに移住（！）した人々が
稲作を伝えたそうですよ。
地球は１つなんだなぁ。

author:せんたば [at 18:08:49] EDIT

＃おしごと

│コメント:0 │トラックバック:

ひらがなだいぼうけん

2010.05.23

宮下すずか／さく　みやざきひろかず／え
偕成社　２００８年発行

主人公は擬人化された本の中の文字たち。
ケンカを始めて、濁点が取れたり、「き」が「さ」になったり
「さ」が「ち」になったり、「わ」と「れ」、「く」と「へ」の
区別ができなくなったり…。
当然、本の中身はぐちゃくちゃで
「くろいくも」が「へるいへも」になっちゃったりします。

高学年のほうが、このお話の面白さをよりよく理解できるようでした。
ふだん図鑑やミッケばかり読んでいる子が、
読み聞かせの後で、本に飛びついてくれたのが
とても嬉しかったです。

この本には全部で３つのお話が入っています。
『カタカナダイボウケン』も去年出ました。

文字を擬人化しているお話は、ほかにも
『ぜつぼうの濁点』
『小さい“つ”が消えた日』
などがありますねー。

author:せんたば [at 10:30:37] EDIT

＃おしごと

│コメント:0 │トラックバック:

だじゃれ日本一周

2010.04.29

『だじゃれ日本一周』
（長谷川義史作　理論社　２００９年）

４７都道府県全部にだじゃれが考えられているのがスゴイ。
「○○県（勤務先）はいつ出てくるかな～？　楽しみにしててね！」
と言いながら読み始めるのですが、
たまたまうちの県は中盤に出てくるからいいようなものの、
トップバッターの埼玉県だったら微妙…？？
（ちなみに「きれいな花がさいたまけん」です。）
ま、そんなあおり方しなくてもいいんですけどね。
でも学校現場だから、多少工夫は必要と思っております。

４年生で都道府県のことを学習するので
その入口として読みました。
各ページには、都道府県の名産をはじめ有名な人・モノが
えがきこまれていて、１つ１つ解析するのもまた楽しい絵本です。

個人的には和歌山県にウケました。
でも子どもたちは彼を知らないのだね。。。

和歌山県のだじゃれは▼

author:せんたば [at 08:05:31] EDIT

＃おしごと

│コメント:0 │トラックバック:

１つぶのおこめ

2010.04.28

最近、高学年のクラスに読んだ本です。
『１つぶのおこめ　さんすうのむかしばなし』
（デミ作　光村教育図書　２００９年）

どこらへんが「さんすう」なのかというと、
村娘のラーニが王様に
「今日はお米を１つぶください。
そして、３０日の間、それぞれ前の日の倍の数だけ
お米をください」
と言うんですね～。
最初のほうは、１、２、４、８、１６、３２…と
大したことがないように思えるので、
王様は承知するわけですが、
最終日には２の２９乗つぶ＝５億以上
というとんでもない数値になるんです。

この本を読みきかせた後にこう言ってます。
「あのね、おうちに帰って、おうちの人に
『今日はおこづかいを１円ください。
そして、３０日の間、それぞれ前の日の倍の金額だけ
おこづかいをください』
などと頼まないように！　破産しちゃうよ！」

最後のページに、何日目には何粒になるか表があるので
子どもたちは、「１０日くらいなら大丈夫ちゃう」などと
好き勝手なことを言っています。
（ちなみに１０日目は２の９乗で５１２粒。）

author:せんたば [at 06:48:15] EDIT