♪書物片手に育児中♪

『天山の巫女ソニン』の菅野さんの作品。
『ソニン』より設定や人物描写がしっかりしていておもしろかったです。
作者は東北出身とのこと。これからも（こんな時だからこそ）東北を舞台にした美しい物語を紡いでいってもらいたいです。

『夜は短し歩けよ乙女』の著者の本。
生徒からリクエストがあったので読みました。
相変わらずというか、この本のほうが先に出ているのですが、森見ワールド全開・・・
登場人物たちが荒唐無稽に思える人は健全、「ああいう人たちいそう・・・」と思ってしまう私は不健全。な人生を歩んできたということなのかも。

すごく素敵な切り絵が簡単にできました。
 

新しい勤務先の図書館にあったので、「そういえば映画になってたなぁ」と読んでみました。
料理はわりと好きなので、そこもおもしろかったですが、一番驚いたのは、食堂かたつむりのインテリアの描写。
漆喰を塗ったり、アンティークのシャンデリアをぶら下げたり、ドアはＵを逆さにしたような形の木製で取っ手はアイアン、、、と、私の憧れが凝縮したようなものだったのです。
これは映画も見なければ！と勢い込んで借りてきたのですが、、、映画はビミョーでした。。。
お目当てのインテリアは全然忠実に再現されていませんでした。
原作のほうが断然おもしろかったです。
この作品のよさは映像化できるものではないんだな～としみじみ実感。